ISUM の料金はいくら?(2026年4月改定後)
市販の曲を結婚式ムービーに入れるには、ISUM を通した手続きが必要です。2026年4月1日の申請から料金のしくみが変わったので、新しい料金表で計算例をまとめました。
料金のしくみ(3つの合計)
ISUM の料金は、次の3つを足したものです(金額はすべて税抜。別に消費税がかかります)。
- A 原盤の使用料(レコード会社・歌手の権利。日本レコード協会=RIAJ)
- B 著作権の使用料(作詞・作曲者の権利。曲によって JASRAC か NexTone)
- C システム利用料(ISUM):(A+B)× 8%
申請できるのは ISUM に登録した事業者(式場・映像制作会社など)だけです。実際に払う金額は、ここに式場の手数料などが加わることがあります。
ムービー(動画)の料金表
プロフィールムービーなどの「映像演出コンテンツ(動画)」の料金です(2026年4月1日 0:00 以降の申請)。
| 1曲 | 3〜5曲のセット | |
|---|---|---|
| A 原盤(RIAJ) | 2,000円(1個) | 5曲まで 5,000円(同じ製品3個まで) |
| B 著作権(JASRAC の曲) | 1,900円(同じ製品3個まで) | 4,750円(同じ製品3個まで) |
| B 著作権(NexTone の曲) | 2,000円(同じ製品3個まで) | 5,000円(同じ製品3個まで) |
| C システム利用料 | (A+B)× 8% | |
曲が JASRAC と NexTone のどちらの管理かは、ISUM の楽曲データベースや式場で確認できます。歌詞を画面に出す場合なども条件が変わることがあるので、細かいところは式場に確認してください。
計算例(税抜・式場の手数料は含みません)
A 2,000円 + B 1,900円 = 3,900円、C = 3,900円 × 8% = 312円
合計 4,212円(税込 約4,633円)
A 2,000円 + B 2,000円 = 4,000円、C = 320円
合計 4,320円(税込 約4,752円)
A 5,000円 + B 4,750円 = 9,750円、C = 780円
合計 10,530円(税込 約11,583円)。1曲ずつ申請するより安くなります。
※ ISUM の申請システムでは、申請内容に応じて自動的に安いほうの料金で計算されます。上の金額は料金表から計算した目安です。
「同じ製品3個まで」に注意
新しい料金は、多くが同じ製品(DVD など)3個までの料金です。予備の DVD を何枚も焼く場合や、両家の親に配る分まで作る場合は、枚数が料金に関わることがあります。また、原盤(RIAJ)の1曲の料金は「1個」あたりなので、予備も含めて DVD を2枚焼くと、上の計算例より高くなります(2枚以上なら「5曲まで 5,000円」のほうが安くなることもあります)。何枚焼くかは、申請の前に式場と決めておきましょう。DVD の焼き方は「ムービーを DVD にする方法」にあります。
2026年4月に何が変わった?
NexTone が管理する曲の料金が、「1曲・1分ごとに 250円(同じ製品50個まで)」から「1曲 2,000円(同じ製品3個まで)」の定額に変わり、3〜5曲のセット料金(5,000円)ができました。曲の長さで料金が増えなくなった一方、短い曲を1曲だけ使う場合は前より高くなることがあります。RIAJ と JASRAC の料金は変わっていません。
2026年3月31日までに申請が終わっていれば、納品が4月以降でも旧料金です(4月以降に申請の内容を変えると新料金)。
手続きのいらない曲を使う方法
ISUM の手続きが必要なのは、市販の曲をムービーに入れて複製するときです。費用をかけたくない場合は、
- 結婚式で使ってよいオリジナル曲・フリー音源を使う
- ムービーは曲なしで作り、式場で CD を同時に流してもらう(式場が対応している場合)
といった方法があります。くわしくは「結婚式ムービーの曲と著作権」をどうぞ。
※ 料金は ISUM が 2026年3月11日に出した案内(新料金表)から計算しています。特定の音楽出版社が権利を持つ外国曲などは別に基本使用料がかかります。最新の料金と、式場の手数料は必ず式場・ISUM で確認してください。
よくある質問
- ISUM の料金は誰が払う?
- 申請するのは式場や制作会社ですが、費用は新郎新婦に請求されるのが一般的です。式場の手数料が上乗せされることもあるので、見積もりで確認しましょう。
- 自分で ISUM に申請できる?
- できません。申請できるのは ISUM に登録した事業者だけなので、式場や制作会社に頼みます。
- ISUM に登録されていない曲は使える?
- ISUM の手続きでは使えません。権利者に個別に許可を取る必要があり、費用も時間もかかるため、登録曲から選ぶか、手続きのいらない曲を使うのが現実的です。